映画・ドラマ 12月27日〜1月2日
先週のエンタメの記録です。
原作を知らないものの、おしゃれな脚本、舞台、芝居に釘付けに。飯豊まりえさんが演じる「無神経で図々しく見える瞬間もあるけど、底抜けに明るくて優しい女性」が好きだ。『花のち晴れ』のめぐりんも、『家政婦のミタゾノ』の霧島舞も。
第二回の「くしゃがら」にはしばらく私も取り憑かれる。森山未來さんの狂気の演技は夢に出てきそう。
原作:荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」 、荒木飛呂彦 小説:北國ばらっど「岸辺露伴は叫ばない 短編小説集」所収「くしゃがら」
脚本:小林靖子
『ひよっこ』『姉ちゃんの恋人』も素敵だったけれど……「正直、こんな有村架純が見たかったー!」と叫びたくなるような話が多かった。特に今泉監督が担当している2話。「かわいい/かわいくない」って何さと、社会人全員に推薦したい回だった。
第1話「ただいまの後に」 比嘉さくら・是枝裕和
第2話「女ともだち」 ぺヤンヌマキ・今泉力哉
第4話「死ぬほど寝てやろう」 篠原誠・山岸聖太
第6話「好きだから不安」 今泉力哉
第7話「母になる(仮)」 津野愛
第8話「バッティングセンターで待ちわびるのは」三浦直之・山岸聖太
(脚本/監督)
■HUSTLERS(ハスラーズ)
ジェニファーロペスの毛皮に包まれたい。昨年のスーパーボウルのハーフタイムショーでのパフォーマンスも素晴らしかったし、Jloの「先輩感」について考えたい。
生理になっちゃって、ロッカールームで泣いてる女性に、(ひもがちゃんと隠れるように工夫をした)タンポンの使い方を教えてあげるシーンも好き。
脚本・監督:ローリーン・スカファリア
男子がチアは変っていう偏見や自分自身の中にある思い込みを壊したい——。もう一度学生時代に戻りたくなる作品。
パフォーマンスシーンのためにどれほどの練習を重ねたのだろうと想いを馳せるとさらにじんときた。
監督:風間太樹、脚本:登米裕一
■今日も嫌がらせ弁当
篠原涼子さんの奮闘ぶりにはなぜそこまで?と思うけれど、自分に負けずにやり抜く姿は見習いたい。芳根京子さんの反抗期っぷりは「でもありがたみもわかっているんでしょう」とどこか安心の反抗期。松井玲奈さんの国民の姉感。私にキャラ弁はとても無理です。
監督・監督:塚本連平